幸せな結婚生活を送るための婚活をアドバイス
婚活おばちゃんさいとうです
menu

ブライダルネット体験談-山ガールの婚活はまだまだ続く

東京都 美香子 28歳 アルバイト

本気モードの婚活に目覚めたのは、去年の秋のこと。
5年間付き合っていた彼と別れたからです。
好きだったけど、結婚相手としては頼りなかった…

最初からきちんと結婚を見据えた出会いをしたいと思ってブライダルネットに登録しました。
ブライダルネットには「ここスキッ!」という機能で、よく遊びに行くエリアや興味のあるスポットをチェックすることができるんです。

banner-01

私は山ガール(彼氏と別れてから始めた超初心者ですが…)。
さっそく、私が唯一登ったマイナーな山で検索してみると、3人の男性が「ここスキッ!」しているではないですか!もちろん、3人の男性は登山大好きアウトドア派です。

  • Aさん 36歳 宝石店勤務の営業マン
  • Bさん 32歳 市役所勤務
  • Cさん 33歳 建設会社勤務の設計士

3人の日記を詳しくチェック。
マイナーな山に「ここスキッ!」してるだけあって、本格的な登山をしている方々です。
なぜ、登山好きの男性がいいかというと、協調性があり、安全意識が高く、比較的落ち着いた方じゃないかな?というのが私の勝手な推測ですw

3人のことをもっとよく知りたいと思い、私からアプローチしました。
無視されないか不安でいっぱいでしたが、「同じ山つながり」の効果なのか自然な感じでメッセージ交換がスタートしました。

登山02

Aさんは、日本全国の山を制覇する登山上級者。
始めは登山の話題で盛り上がってたんですが、
「こないだ◯◯山に行ったんですよ」
「初級の山だね。僕が、中学の時に登った山だよ」
…なんか嫌な感じ。
確かに、Aさんからみれば私はハイキングレベルの初心者ですが、ムッとしました。

Bさんは、土日に行ける範囲の登山を楽しむ方でした。
「僕は、小学生でも登れる山で満足しちゃう方かな?」
それなのに偉ぶることない態度が好意的。
私が、Aさんにも伝えた初級の山に登った話をすると、
「頂上からの眺めは最高だよね、今は良い季節だよね」
「今は仕事か忙しいから、登山用品店めぐりで我慢しているんだ」
「◯◯ショップに行けば、うろちょろしてるよ」

という方でした。

Cさんは、登山というよりは山の自然が好きな方でした。
私は登山上級者にはついていけないから、面白い山の楽しみ方や珍しい植物の話をしてくれるCさんが合っているかなと感じていました。
ただ、仕事が忙しいのかメールの返事が遅く、リズムカルなメール交換ができないのが残念です。

婚活開始から2ヶ月も過ぎた頃でした。

Bさんから突然のデートの誘い。
「近所の山ですが、一緒に登山に行きませんか?」
その山は、1時間くらいで頂上に行ける超初心者の私向けの山でした。
「はい、是非、行きましょう!」
Bさんの誘いに私は即決で答えました。

登山01

待ち合わせ場所に現れたBさんを見てビックリ。
身につけている物すべてが有名登山ブランド品だったのです。
あの穏やかなメールのBさん?と疑いたくなるような格好。

登山用品は結構お値段が高いんです。
私はいつもアウトレット店で少しずつ購入していますが、Bさんは全身憧れのブランド品。
私達が2人でいると、まるでシャネルとユニクロのカップルだったのです。
そんなのメールで教えてくれなかったじゃない!と思いましたね。

でも、Bさんは変わらず穏やかな表情で、私の格好には関心を示さず、
「はじめましてっていう挨拶になるんだよね、今日はよろしく」
んーー。悪い人じゃないんだけどなぁ、差がありすぎるんだよねー。
わかるかなぁ、女の子って男性にファッションで差をつけられると、とっても惨めなんだよね。

「どうしたの?具合悪い?」
「いえいえ、さぁ行きましょう」
と、とりあえず服は見ないようにして、山に登り始めました。

登山中のBさんは会話も弾み、私に対する気遣いも完璧。ステキな男性です。

山頂に着くと売店がありました。
「何か飲もうよ」
と、Bさんが出したお財布もブランド品。
こちら登山とは関係ないのですが、誰もが知ってる高級ブランドです。

ここまでくると、Bさんはブランド好きということが確定しました。
楽しい会話の中にも、端々にブランド品の話が出ます。
登山用品店めぐりをしているのは、ウィンドウショッピングではなく、本当のショッピング目的ということのようですね。

こんなに勘ぐっている私の横で、Bさんはニコニコと話しかけてくれます。
「少し疲れたけれど、充実した登山だったね」
と、下山後もニコニコです。

「とても楽しかったです。ありがとうございました」
と言ったので、じゃと別れるのかと思ったら、
「少し早いけれど、夕飯一緒に食べない?」
と言われてましが、この格好じゃちょっと。

「僕は駅のロッカーに着替えを持ってきているんだ、君の分はおごるよ」
えっ?おごる?何を?夕飯?着替え?
何を言ってるんだ、この人はと思いました。

正気なのかどうかわからない人だと思い始めました。

これ以上は一緒にいられないと思い、
「私は着替えがないので、今日は帰ります」
「着替えなら買ってあげるよ。そのつもりだったし・・」

ネット婚活の初デートで、女性に服を買ってあげるって普通じゃないですよね。
それでホイホイと買ってもらって女性が喜ぶと思ったのでしょうか?
それもマジ顔でまともなことを言っているつもりなのが、怖いです。

今日のデートで、それまでのメール交換の楽しかった時間が崩れてしまいました。

婚活サイトの管理人

婚活おばちゃん
婚活おばちゃん
42歳バツイチ子持ちで婚活サイトを利用し、出会ったおっちゃんと再婚。以後、婚活サイトの研究を続け、婚活の素晴らしさ、幸せな結婚とは何なのかを伝えるための活動を行っている。「婚活のゴールは結婚じゃないのよ」が口癖。