東京都 倫子 39歳 会社経営
ハンドメイドアクセサリーの趣味がこうじてネットショップの会社まで作りました。
仕事はそれなりに成功していたのですが、家庭内はボロボロでした。
3年前のことです。
当時、事業を立ち上げたばかりの私は仕事のことしか考えられませんでした。
帰宅しても疲れ切っていて家事もろくにやらないし、一人娘の育児は夫に任せっきり。
ようやく仕事が軌道に乗り始めた頃に、離婚を迫られました。
気が付いた時には、もう修復できない状態だったのです。
親権はだいぶ揉めました。
まだ子どもが小さいこと、私の収入が元夫の収入を上回ること、私は親と同居という面で親権を持つことが出来ました。承諾してくれた夫には今でも感謝しています。
離婚して3年。
「倫子さん、婚活パーティー行きませんか?」
従業員には下の名前で呼んでもらっています。私は『社長』なんて柄じゃないですから。
「バツイチ子持ちのアラフォーには婚活なんて無理よ」
「大丈夫ですって、格好いい人いっぱいですよ♪」
「どうせおばちゃんは相手にされないわよ」
今時は婚活パーティーなんかもあるんですね。
その時は冗談半分でしてたが、娘の小学校入学を期に再婚を真剣に考えるようになったんです。
父親がいない娘がかわいそうだと…
それから、婚活パーティー、婚活サイト、あらゆるものをパソコンで調べました。
ネットショップ経営なのでインターネットはお手の物です。
しかし、調べれば調べるほどバツイチアラフォー婚活の厳しい現実を目の当たりにします。
「やっぱり私には無理かな…」
そう諦めかけていたときに目に入ったのが結婚相談所のIBJメンバーズでした。
成婚率52.6%、1年以内の結婚70.9%…
本当なの…?と、半信半疑でしたが思い切って無料カウンセリングを受けることにしました。
「子持ちで40歳手前の私でも、相手がみつかりますか?」
「大丈夫ですよ、焦らずにいきましょう」
カウンセラーさんがニッコリ笑って答えてくたのを今でもハッキリ覚えてます。
IBJメンバーズに入会後、カウンセラーさんが一人の男性を紹介してくれました。
当然、私がバツイチ子持ちであることをお相手の男性も知っています。
「お会いしますか?」
「はい。」
Kさんは、優しそうな顔だちで断る理由もなかったので会ってみることに。
お見合いの日時の調整やお相手との連絡はすべて専任カウンセラーさんがやってくれます。
服装や会話のコツもアドバイス頂き、あっという間にお見合い当日を迎えました。
「会社と育児の両立は大変でしょう?」
「前夫にはかなり負担をかけ、娘には寂しい思いをさせました」
「そうでしたか…でも過去を振り返っても仕方ないこと、明るい未来に期待しましょう!」
IBJメンバーズのお見合いは無事に終了。
Kさんはとても素敵な男性で、私は好感を抱きました。
「お相手のKさん、またお会いしたいとおっしゃってましたよ」
「初婚のKさんに、子持ちの私なんかでいいのでしょうか?」
「あなたの気持ちが第一です。印象はいかがでしたか?」
「ぜひ私もまたお会いしたいです」
お見合いの返事も専任カウンセラーさんがしてくれます。
もしも、お断りのときでも直接お相手と話さないので気まずくなくていいですよね。
それからKさんと交際が始まりました。
交際中も専任カウンセラーさんが悩みや相談を聞いてくれるので安心でした。
お相手に伝えにくいことは、カウンセラーさんが代わりに伝えてくれるみたいだし。
Kさんとの交際9ヶ月目のとき。
「あなたと○○ちゃん(娘)に出会えて本当に良かった。結婚してください!」
カウンセラーさんを通さずにちゃんと自分の口からプロポーズしてくれました(←当然ですよね)
プロポーズの言葉はカウンセラーさんに何度も相談したらしいですが…
なにより娘の名前が入っていたことに嬉しくて涙してしまいました。
その後、Kさんと出会って初めてのケンカした内容が「結婚式の有無」。
私は結婚式はしなくていいのに、Kさんはどうしてもウェディングドレスを着てほしいとのこと。
娘にもお揃いのドレスを着せて、ハンドメイドのアクセサリーで…って言うんですよ!
う~ん、またカウンセラーさんに相談しなきゃw