婚活パーティーで使うプロフィールカードは、初対面の場において自己アピールする重要なアイテムになります。あなたに興味や好感を持ってもらえるように、また他のライバルより強く印象づけるためのものですから、きちんと書くことが大切です。
プロフィールカードは「基本データ」と「自己アピール」に分けることができます。
【基本データ】は正確にありのままを
「基本データ」は、氏名・年齢・身長・家族構成・お住まい・結婚歴・学歴・職業・年収・休日・飲酒喫煙などの項目です。これらの項目は、正確にありのままを書くことが大事です。
年収をちょっとだけ多めに書いたり、バツイチを隠して結婚歴ナシと嘘を書いた方がカップル成立しやすいんじゃないかと思ってしまいますが、「あとあとトラブルになり、破局してしまった」というケースもあります。
【自己アピール】でライバルに差をつける
複数のライバルの中からあなたが一歩リードするには、趣味・特技・好きなこと・自己紹介文などを記入する「自己アピール」の項目がポイントになります。
実際に盛り上がるのは趣味や特技の話題ではないでしょうか?あの人はどんなことに興味があり、趣味は何なんだろう?と会話のきっかけにもなりますね。
趣味「映画鑑賞」はNGな理由
例えば、趣味の項目で「映画鑑賞」と書くのはNGです。趣味が映画なのが悪いわけではありませんが、これでは全く個性がないし、お相手もあなたがどんな人なのかイメージしにくいですよね。
「映画鑑賞」なら「邦画の恋愛ものが好き」とか「ハリーポッターシリーズは小説も映画も全部」のように、より具体的に書くとお相手も興味を持ち質問しやすくなります。
- 読書:「日本文学が好きで、話題の芥川賞作家の本などもよく読みます」
- 音楽:「ジャニーズの大ファン、コンサートによく行きます」
- スポーツ:「健康のために始めたジョギングにはまってます、観るのも好きでオリンピックの時期はテレビの前に釘付けです」
会話をする時に共通の趣味が見つけられ、「◯◯の映画、見ましたか?」などと、いきなり親近感のある内容から始めることができます。
もっと身近なところで言えば、好きなテレビ番組などもお勧めです。
売れているタレントさんの番組などを取り入れることで、共感ネタで盛り上がります。
また、「食」に関することを趣味にする場合も、「ラーメンの食べあるき」「テレビでやっていた人気のレストランに行くこと」などは、話題に困らず相手に食の好みも伝わっていいですね。
ただ、「スイーツ」に関しては、苦手な男性が多いのであまり強く押さないほうが無難です。
自己PR・自己紹介欄が最大のアピールポイント
ほとんどのプロフィールカードには「自己PR」や「自己紹介」などの自由に書き込める項目があります。ここで、素の自分を出すことで他のライバルと大きく差をつくので、自分の言葉で「私」を目一杯アピールしましょう。
アピールの仕方としては、“相手の知りたいことは、あなたの中身”だということ。
- 人前に出ることが好きなので、ついつい飲み会の幹事を引き受けてしまいます
- 人見知りですが、話すきっかけが出来ると大丈夫なのでお声をかけてくれると嬉しいです
と具体的な内容で迫ってみましょう。
ポイントは、人からはこういう性格だと思われているという内容を書くことです。
自己PR文・自己紹介文の例
プロフィールカードの自己PRはしっかりと書きましょう。
※当日会場で書かなければならない時には、事前に下書きをすること。
性格は明るい方だと思います。笑い上戸で、お笑い番組が大好きです。
休日は趣味の洋画を観て過ごすことが多いです。
最近は、「◯◯」を観て感動しました。
体を動かすことも好きで、最近ジョギングを始めました。
一緒に走れる恋人がいたら良いなと思っています。
結婚の理想は、旦那さんが帰宅したら、
ここが落ち着くねと言われるような家庭を作りたいです。
模範的な内容になっています。
明るい性格で趣味も書き、家庭的な雰囲気か出ています。
趣味はダンスです。
あまり上手ではないのですが、体を動かすことはとても気持ち良いです。
本当はダイエットの目的で始めましたが、新しいダンスを覚えるのが楽しい毎日です。
今度はスポーツにも挑戦したいので、スポーツマンタイプの男性が好みです。
趣味に特化した自己PR文ですが、頑張っている自分をアピールしていることと、ダンスやスポーツの話題に触れることかできる文になっています。スポーツが好きな方からのアプローチも期待できます。
私は昔から虫が苦手です。
ですから、友達からキャンプに誘われても、怖くてお断りしています。
虫が平気な男性がそばにいたらアウトドアできるのにって思うのです。
よろしくね。
自己PR文としては「苦手」というマイナスな言葉から始まっていますね。
パッと読むと、可愛らしい感じにもとれますが、せっかくの自己アピールの場です、「苦手」「お断り」とマイナスな言葉を使うと印象が悪くなりかねません。
自分の好きなこと、得意なことなどを書いたほうが前向きで、明るい印象を受けますよね。
お相手が読んだら、どんなふうに思うかを考えて書くことも大切です。